【セントウルS回顧】GI常連組が揃ったハイレベルなレース セントウルSの回顧とは

2025年09月08日(月) 18:00

とうけいば回顧

セントウルSを制したカンチェンジュンガ(c)netkeiba

 今週の平地重賞は4つ!

 中でもスプリンターズSに向けて重要な一戦、セントウルSを回顧します。

2025年9月7日 セントウルS

舞台:阪神 芝1,200m
勝ち時計:1:07.4
レースラップ:11.7 - 10.5 - 10.8 - 11.0 - 11.4 - 12.0
ペース:ハイペース(33.0秒 – 34.4秒)
風向き:直線向かい風
脚質:フラット
馬場:内有利

【レースポイント】

1.阪神競馬開幕週らしく内をロスなく立ち回った馬が有利
2.向正面追い風で前半600mが33.0秒ならそこまでペースは速くない

【レース概要】

 阪神競馬開幕週らしく高速馬場で行われた今年のセントウルS。

 コースの大半がコーナー部分という阪神芝1200m戦らしく、その区間で内をロスなく立ち回った馬が有利。実際に上位にきた馬の大半がラチ沿いをロスなく立ち回っており、道中のポジションが重要なレースとなった。

 ペースは前半600mが33.0秒とやや速いペースではあるが、向正面は追い風が吹いていたのでそこまで速くはない。脚質的にはフラットで、各馬の能力が問われるレースとなった。

 よって今年のセントウルSの回顧ポイントは外を回した馬をチェックすること。とくに3コーナーでは外に膨れる形で複数の馬がロスの大きい競馬をしており、次走での巻き返しに期待したい。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:カンチェンジュンガ 4点
 いつも通りテンは遅く後方。道中は内でじっくりと脚を溜めると、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

関連情報

新着コラム

コラムを探す