【セントライト記念予想】「外回し先行」からの巻き返しを狙う

アプリ限定 2025年09月10日(水) 12:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。

今週バフンウニ氏が注目したのは、中山競馬場で行われるセントライト記念(GII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

月曜日は「JRAスーパープレミアム」

 来週の3日間開催の最終日、9月15日には、毎年恒例の「JRAアニバーサリー」の一環として「JRAスーパープレミアム」が実施される。今年は全レース・全券種の払戻率が一律80%に設定される。

  特に普段の払戻率が75%と低い馬単・3連複や、72.5%の3連単、70.0%のWIN5の払戻額への影響は大きい。券種によっては、普段よりも少しだけ購入のしきい値を下げても良いかもしれない。

 その日に行われるのが、菊花賞トライアルのセントライト記念。近10年の出走馬から菊花賞馬が4頭誕生しているように、本番にも直結する重要な一戦となる。

 夏の上り馬に加えて、皐月賞馬のミュージアムマイルを筆頭に春の実績馬も出走予定。まずは春のクラシックの結果を振り返り、各馬の実力を見極める必要がある。

コーナーで外を回った馬は次走で買い?

チクッと突き刺す馬券の急所

 上記の画像は、今年の日本ダービーのコーナー通過順位(出典:netkeiba レース結果画面)。左から順に通過した馬番が記され、()で囲われている場合は併走を意味し、左に記された馬番が内側を走っている。

 このレースの場合、1コーナーで()内の左から3番目に記されている16番の馬は、少なくとも内から3頭分以上外を回していたことになる。実際にレース映像を見ても、外目を回っていて距離ロスがあったことが確認できる。

 上記の判定方法で、最初のコーナーで3頭分以上外を回した馬の次走成績が以下のデータ。 なお最初のコーナーに注目したのは、位置取り争いが激しい場面で距離ロスが着順に直結しやすく、しかも4コーナーほど注目されないため、次走での人気に反映されにくく馬券妙味が大きいからである。

チクッと突き刺す馬券の急所

 このように、単勝、複勝ともに、払戻率の80%を上回る回収率を記録している。馬場や展開によって例外はあるものの、コーナーで外を回らされたというだけで、基本的には次走で評価を上げていいことが分かる。

チクッと突き刺す馬券の急所

 また、外を回らされた馬の中でも「先行していた馬」は、位置取り争いで脚を使っている区間での距離ロスとなるため、さらに負担が大きくなる。それに加えて距離ロスによって思うようなポジションを取れず、能力を出し切れないケースも多い。よって着順以上に評価する必要があり、次走の回収率も一段と高くなる。

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バフンウニ

独自の期待値指数で人気を博すバフンウニ氏が、高期待値なファクターなどとともに特別登録時点での指数を公開。週末重賞の注目馬を紹介する予想コラム。

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