【オールカマー予想】ロベルトの血が4連勝中 内枠有利の傾向も

2025年09月15日(月) 18:00

近5年のオールカマーにおいては、レーベンスティール(母母父リアルシャダイ)、ローシャムパーク(父ハービンジャー)、ジェラルディーナ(父モーリス)、ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)、ウインキートス(父ゴールドシップ)、リカンカブール(父シルバーステート)と、ロベルトの血を引く馬が4連勝中でよく馬券に絡んでいる。取り上げたなかでロベルトの血を引くのは、ドゥラドーレス、リビアングラス、レガレイラ。枠目でいうと24年2-3、23年2-7、22年1-2、21年1-1、20年4-8で、内枠有利な傾向も。(解説:望田潤)

ドゥラドーレス

 レガレイラの半兄で、ヴァルコスの姪で、アーバンシックやステレンボッシュのイトコ。牝祖ウインドインハーヘアはディープインパクトの母で、子孫にレイデオロなど活躍馬多数の名繁殖。ドゥラメンテ×ハービンジャーはゴールドエクリプスと同じ。デビュー当時から大器と言われるも早や6歳。七夕賞もエプソムCもゴール前の脚色は一番だった。血統どおりの持続力ある末脚が武器で、上がりがかかったほうが浮上するタイプといえる。ひと雨ほしい。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

クロミナンス

 ラッジオの半兄で、フラガラッハやエスティタートやフェルメッツァの甥で、母イリュミナンスはクイーンS3着。父ロードカナロアは世界の短距離王でアーモンドアイ、パンサラッサ、サートゥルナーリアなどを出した。母母スキッフルは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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