アプリ限定 2025年10月01日(水) 12:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。
今週のれん氏が注目したのは、阪神競馬場で行われる京都大賞典(GII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
今週から開幕する秋の京都開催。この中間には約23,000平方メートルもの芝張り替えを行ったとの事で、きれいな馬場状態になっているのは間違いない。
そうなると当然内枠が有利と思いきやそうとも言えず、改修後の京都芝外回りは基本外枠の方が優秀な成績が残っている。
昨年、短期免許で来日したクリスチャン・デムーロ騎手が早仕掛け気味の動きで無双していたのは記憶に新しいが、あれとは逆に3〜4コーナーの下り坂でブレーキを掛けるような動きはNGなので、内枠の馬は先行するか後方に下げるか極端な動きを強いられがちになる。逆に外枠の馬は枠なりに外を回ってくるだけで良く、制約が少ないのが好成績の要因だろう。
とはいえ開幕週でフラットにはなると思うが、2400mはスタート後正面直線を一杯に使うコース形態でもあるし、メンバー的にもロングスパートに持ち込みたいサンライズアースがいるので、やはり外から長く脚を使うタイプの馬にチャンスが回ってきそう。
そしてサンライズアースの他にもアドマイヤテラ、ショウナンラプンタと4歳馬が人気上位の多くを占めそう。それもそのはずで、今年芝2200m以上の長い距離の古馬重賞は4歳馬が10レースの内7勝を挙げている。これは9月末比較で1997年以降でも最多の数となっていて、現4歳世代の芝長距離路線におけるレベルの高さが伺える。
その中でもフォワ賞を快勝し凱旋門賞に挑むビザンチンドリームや宝塚記念で巻き返したジャスティンパレスに加え、下位に沈んだハヤテノフクノスケやアラタも次走で馬券になったように天皇賞(春)のレベルは特に高かったとみている。そこで3・4着に走ったショウナンラプンタ、サンライズアースの評価は下げにくい印象。
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のれん
人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。
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