2025年10月03日(金) 18:03
▲クロワデュノール陣営の対談最終回!(撮影:下野雄規)
いよいよ今週末に迫った凱旋門賞。今年も世界のトップホースたちが一堂に会すこの一戦に、ダービー馬・クロワデュノールが参戦します。そんな大舞台への挑戦を前に、オーナーであるサンデーレーシング代表・吉田俊介氏、管理する斉藤崇史調教師、主戦を務める北村友一騎手をお招きした豪華三者対談が実現!
最終回の今回は、それぞれにとっての“凱旋門賞”について。北村騎手は「いまだ現実味がないレース(笑)」としつつも内に秘めた熱い思いを明かします。吉田氏、斉藤師も“過去の経験”を糧に挑むチームへの期待と信頼を口に。高鳴る胸の鼓動を感じながらも「いつも通り」にというレース直前の心境を告白します。
第2回はこちら▼
(取材・文=不破由妃子)
──サンデーレーシング×斉藤崇史厩舎の凱旋門賞といえば、2021年のクロノジェネシスでの挑戦がありました(7着)。斉藤先生にとっては初の凱旋門賞でしたが、今回、あのときの経験が生きているなと思うところはありますか?
斉藤 あのときは日本である程度まで仕上げて、輸送して10日で凱旋門賞というスケジュールだったんですけど、僕が向こうの調教や状況に無知すぎた余り、少し調教が強かったなぁという悔いが今でも残っています。
気性面で難しさがある馬だったので、追い切りでもジョッキー(オイシン・マーフィー騎手)が跨ったらすぐにスイッチが入ってしまって。だから、レースが終わって最初に思ったのは、結果的に少し疲労感が残るなかでの競馬になってしまったのではないかということです。
クロワデュノールはクロワデュノールですし、実際クロノジェネシスとは気性的にも全然違いますが、その上で貴重な経験を無駄にしないように、同じ轍を踏まないようにと思って気を付けて調整しています。経験を生かせたかどうか、本当の意味で・・・
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