2025年10月04日(土) 18:00
ホウオウビスケッツが主導権を握り、エルトンバローズが2番手追走になった昨年の前半1000m通過は「59秒4」。好位につけたエルトンバローズが抜け出した一咋年は「59秒5」。2頭が先行しそうな今年も前半はスローの公算大。鋭い切れ味に勝る馬と、先行策に出そうな馬は軽視禁物。
昨年の天皇賞(秋)以来スランプに陥っていたが、入念な調整で立て直してきた5歳レーベンスティール(父リアルスティール)の反撃に期待したい。本来は先行できる自在脚質であり、東京芝1800mは「2、1、1」着。その3戦の自身の上がり3ハロンは「33秒2、33秒0、33秒7」だった。流れに乗れば切れ味負けすることはない。昨年のエプソムC1800mは59キロを背負いながら、1分44秒7の好タイム快勝だった。
また、休み明けの秋初戦は3歳秋に・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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