【毎日王冠回顧】毎日王冠で見えたGIへの道 レーベンスティールの回顧とは

2025年10月06日(月) 18:00

とうけいば回顧

毎日王冠を制したレーベンスティール(撮影:下野雄規)

 今週は毎日王冠と京都大賞典!

 中でもGIに向けての大事なステップレース、毎日王冠を回顧にとりあげます。

2025年10月5日 毎日王冠

舞台:東京 芝1,800m
勝ち時計:1:44.0
レースラップ:12.7 - 10.8 - 11.3 - 11.9 - 11.9 - 11.7 - 11.2 - 11.1 - 11.4
ペース:ややスローペース(46.7秒 – 45.4秒)
風向き:直線弱い追い風(影響なし)
脚質:やや前有利
馬場:内有利

【レースポイント】

1.東京競馬開幕週らしく、内有利のキレイな馬場
2.前後半800mはややスローだが、東京芝1800mとしては平均的
3.やや前有利とはいえ、上位も速い上がりを使っているので能力通りの決着

【レース概要】

 秋の東京競馬開幕週らしく、内有利のキレイな馬場状態。

 前後半800mは46.7秒 - 45.4秒とややスローペースではあるが、スタート直後に緩やかなカーブがある東京芝1800mとしては平均的なペース。馬場がキレイだったことも考慮すれば内・前で競馬していた馬がやや有利であり、実際に1〜3着馬は前で競馬していた3頭がそのまま独占した。

 しかし、勝ち馬(レーベンスティール)はラスト3ハロンの上りが全体2位であり、2、3着馬も大きくバテずに伸びている。以上から、上位は展開の恩恵があったとはいえ、後続に抜かされる気配もなかったことから、順当に能力通りの決着になったと考えられる。

 よって今年の毎日王冠も東京らしく、各馬の能力が問われたレース。大きな不利もないことから、着順なりにポテンシャルを評価していいだろう。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:レーベンスティール 4点
 好スタートからの番手後ろ。道中はいきっぷり良い走りで、・・・

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とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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