「フェブラリーSを勝ってもウイニングランはできへんなぁ」 南部杯に参戦の小牧太騎手が膨らませるエコロクラージュとの“妄想”

2025年10月07日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手が膨らませるエコロクラージュとの“妄想”とは(撮影:稲葉訓也)

先週は18鞍に騎乗し、5勝をマークした小牧騎手。いまだリーディングを独走中ではありますが、2位の廣瀬航騎手が好調で、「だいぶ詰め寄られてきたなぁ」という危機感があるそうで…。

「頑張らんと」ということで、今週は3日間で21鞍に騎乗するほか、月曜日はエコロクラージュとともに南部杯へ。左回りの1600mでいい競馬ができれば──来年のフェブラリーS出走も夢じゃない!?

(取材・構成=不破由妃子)

エコロクラージュで南部杯へ!「こんなに早くGI(級)に乗れるとは…」

──先週は3日間で18鞍、いっぱい乗ってましたねぇ。

小牧 今週は7鞍、7鞍、7鞍だから、もっとやで。残り3カ月、体のケアをしっかりしながら頑張らんと。先週は(リーディング2位の)廣瀬航くんがやけに調子がよくて、だいぶ詰め寄られてきたなぁと思ってね。

──先週、廣瀬さんは3日間で7勝。年間トータルでは小牧さん155勝、廣瀬さん140勝ですから、確かにジワジワと差が詰まってきていますね。

小牧 でしょ? それもあって、金曜日の最終レースを勝てたのがうれしくて。勝つとは思っていなかったから。

──スプリガンですか? 3番人気ではありましたが、6馬身差の圧勝で、めっちゃ強かった印象が。

小牧 うん、強かった。長期休養明けで、・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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