【スワンS予想】マイル寄りの距離適性が問われやすいレース

アプリ限定 2025年10月09日(木) 18:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、京都競馬場で行われるスワンステークス(GII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

開催週の変更にも注意

 まずはコースの特徴について。

 京都芝外回り1400mは2コーナー過ぎからのスタートで、序盤は上り坂が続いていることもあり、前半3Fのペースは落ち着く傾向にあるが、残り800m付近から急な下り坂が始まるので、ペースアップのタイミングが早くなりやすく、瞬発力と持続力の双方が問われるコースとなっている。

 次にレース傾向について。

 前走から距離短縮で臨んでくる馬の好走が目立っている。

YUTAの「この馬どっち?」

 上の表は京都開催過去10年の前走距離別成績をまとめたものだが、前走が1400m以下だった馬よりも、1600m以上だった馬の方が好走率は高くなっているのが見て分かる。

 これは最初に述べたように、序盤のペースが落ち着いて後半勝負になりやすいコースなので、マイル寄りの距離適性が問われてくるというのが主な要因で、現に3着以内好走馬の中で延べ20頭が1600m以上の重賞で連対経験がある馬だった。

 また、その事と関連した話だが、前半からハイラップを刻んで消耗戦になりやすい阪神芝1400mや中京芝1400mの重賞で勝利経験があった馬の苦戦も目立っていて、京都開催過去10年で延べ18頭が出走し、[1-1-1-15]と低調な成績に終わっており、該当馬は割り引いて考えた方が良さそう。

 そして、今年から開催が3週繰り上がり、Aコース最終週から2週目に変更されたこともポイント。最終週で行われていたこれまでは、時計を要して差し馬が台頭してくることも多かったが、2週目に変更されたことにより、傷みが少ない馬場で高速決着となることが増えそうなので、あくまでメンバー構成次第ではあるが、先行馬を重視するのが得策となっていきそうだ。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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