【無料公開】欧州血統が走りやすくなった京都芝・スワンSの血統傾向

2025年10月10日(金) 19:00

今週末はスワンS!

血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!

鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。

以下よりぜひご覧ください。

亀谷敬正の予想を見る

新装京都は父欧州型に注目

 京都競馬場の芝コースは2023年のリニューアル後、総じて欧州指向の血統が走りやすくなりました。血統ビームのオリジナルデータ「国別血統タイプ」でも「父欧州型」の成績が上昇しています。

 リニューアル後に行われている2023年以降のスワンSも近2年は欧州指向の強い血統馬が好走。近2年で馬券になった6頭のうち4頭は父が「欧州型」です(国別血統タイプ、血統系統は無料サイト「スマート出馬表」を参照)。

 昨年の5人気で勝ったダノンマッキンリーの父は欧州型のモーリス。3連単1148万馬券になった先週のtvk賞でも産駒が1、3着したように芝1400mで特に期待値の高い「父欧州型」血統。6人気で2着のオフトレイルも父が「欧州型」のファー。2023年も10人気の人気薄で勝利したウイングレイテストも父が「欧州型」のスクリーンヒーロー。11人気で3着のロータスランドも同様に「父欧州型」でした。

「欧州型」種牡馬のなかでも特に相性がいいのは、ロベルト系と外国生産馬。ダノンマッキンリー、ウイングレイテスト、ロータスランドの3頭は父が「ロベルト系」。オフトレイル、ロータスランドは外国生産馬で父が「欧州型」。

 戦歴面もスタミナ指向。リニューアル前からスワンSはスタミナ指向の戦歴馬が走りやすかったのですが、その傾向もリニューアル後はさらに顕著になっています。

 過去10年の京都開催時に限定すると、芝1600m以上の重賞で連対実績のあった馬は複勝率28%、複勝回収率107%。

 リニューアル後の当レースで馬券になったウイングレイテスト、ロータスランド、オフトレイルはいずれも芝1600m以上の重賞で連対実績馬。該当戦歴の好走率はさらに上昇しています。

 今年の出走予定馬で芝1600m以上の重賞にて連対実績があるのは、タイムトゥヘヴン、アルテヴェローチェ、オフトレイル、アドマイヤズーム、ランスオブカオス、ソーダズリング、レッドモンレーヴ。

 このなかでロベルトの血を持つのは、アルテヴェローチェ、アドマイヤズーム、ランスオブカオス、ソーダズリング。「父欧州型」の外国生産馬はオフトレイル。

 馬場状態とオッズを考慮した最終予想はウマい馬券で公開します。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のスワンS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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