【秋華賞予想】細江純子さんが出走予定10頭の馬体を診断!

2025年10月14日(火) 18:02

細江純子

▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)

ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに秋華賞出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。

エンブロイダリー

美浦・森一誠 牝3

エンブロイダリー

▲10月8日撮影(c)netkeiba

 オークスからの5か月振りとなりますが、ユルサや太目感のない動ける仕上がりになっていると思えます。また春に比べると、メリハリのあるボディーとなり、トモのボリューム感が増しています。全体的にパワーアップしている印象。毛ヅヤにおいては、一度叩かれてからさらに良くなりそうな気もしますが、目に力もありますし、折り合い面や体型的にも2ハロンだけでも距離短縮はプラスと思えます。

マピュース

美浦・和田勇介 牝3

マピュース

▲10月8日撮影(c)netkeiba

 春とさほど体重は変わらないものの、見た目的に体重に見合った重厚感がでており、力強くなった印象を受けます。四肢の位置もバランスが良く全体的に窮屈さもないですし、前軸でしっかりと地面を捉えての立ち姿勢。凄く良くなっていると思います。また顔つきもキリリとした精悍な表情。また折り合い面の課題があるので、そのあたりで距離延長は1つ鍵となりますが、胴の長さなどからは中距離な印象を受けます。

ジョイフルニュース

美浦・大竹正博 牝3

ジョイフルニュース

▲10月9日撮影(c)netkeiba

 キュッとコンパクトなんですが、既にメリハリ感があり、上手に体の重さを四肢に分散しての立ち姿勢で、バランスの良さを感じます。また前軸が、とても力強く、しっかりと地面を捉えていますし、全体の形が、現役時代のロードカナロアを思わせるフォルム。そして何と言っても、競馬におけるスタートセンスの良さと馬込みを苦にしない根性は、京都内回りコースが要求するものを兼ね備えており、内目の枠に入った際にはイッパツありそうな存在です。

ブラウンラチェット

美浦・手塚貴久 牝3

ブラウンラチェット

▲10月9日撮影(c)netkeiba

 オークス以来となる5か月振りですが、・・・

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細江純子

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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