2025年10月17日(金) 12:00
生きている中で、心が楽しくなる瞬間の1つが、「ステキ」と思える人や場所、物に出会えること。
先週、京都馬主協会の会報誌「心ゆたかに」の座談会が行われ、その司会進行役を務めさせて頂いたのですが、業種や時代も違い同じ括りにするのは失礼があるとは思いますが、私の中で女性パイオニアという点も重なってか、アート引越センターの創業者である寺田千代乃オーナーの、物事に対する考え方や、話し方、佇まい、その全てが美しすぎて、心がトキメキました。
もともと所有馬でのレースに対する歩みが、横山典弘騎手&昆貢厩舎や松永幹夫厩舎といった特定の厩舎と共に、1つのチームで向かっており、1戦1戦が点ではなく線で繋がっている姿に魅了されていましたが、寺田オーナーの大事にされるものが伝わりました。
やはり何事においても、最後は人なのだと、改めて感じる時間でもありました。
そして人と言えば、先週東京競馬場で行われたアイルランドTですが、レース直後のラインには、「やっぱり土屋やなぁ」と、スワーヴリチャードを担当されていた久保助手からのライン。
土屋とは、ラヴァンダの担当者・土屋助手。
過去には、寺田オーナーのディアチャンスやアイポッパーで重賞勝利をするなど、栗東トレセンでも同業者に一目置かれる存在。厩舎解散と共に新たな厩舎へ行っても、こうして重賞制覇を成し遂げる姿に流石だと思うと共に、中村直也厩舎&岩田望来騎手のコンビ力にも魅了されます。
さぁ今週から3週連続のGIとなりますね。
牝馬三冠のラストとなる秋華賞ですが、中心は桜花賞馬エンブロイダリー、オークス馬カムニャックとなりますが、エンブロイダリーにおいては折り合い面がどうでるのか? が大きなポイントとなりますし、カムニャックにおいては前走時の4コーナーでバランスを崩してのアクシデントが気になるところ。
よってエンブロイダリーにおいては、当日の返し馬でのルメール騎手のコンタクトとなりますし、カムニャックにおいては当日のパドックが重要な気がします。
また上記以外で魅了され、枠次第では本命にしようかと考えていたのがジョイフルニュースとグローリーリンクでしたが、2頭とも除外で非常に悩ましくなりました。
となるとスタート次第ではありますが、セナスタイル、あとは枠を考慮し、最終的に買い目等は決めたいと考えていますが、フォトパドックや追い切りの動き、そして前走の競馬振りからマピュースも面白みありと見ています。
それでは皆さん、ステキな週末を。
ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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