【秋華賞】エンブロイダリーが二冠達成 アドマイヤマーズ産駒として“価値ある勝利”

2025年10月20日(月) 18:00

囁かれた距離不安を克服しての二冠達成

重賞レース回顧

秋華賞を制したエンブロイダリー(c)netkeiba

 1番人気のオークスで9着に沈んだ桜花賞馬エンブロイダリー(父アドマイヤマーズ)の、鮮やかな逆転の二冠達成だった。

 武豊騎手のエリカエクスプレス(父エピファネイア)が、案外すんなり主導権を握ったレースの前半1000m通過は「59秒4」。決してスローではないが、断然人気のカムニャック(父ブラックタイド)が3-4番手につける展開。

 これを射程に入れて最初は6-8番手にいたC.ルメール騎手のエンブロイダリーが、2017年のレイデオロを勝利に導いた日本ダービーと同じように「逃げ、先行馬向きの展開」になるのを嫌って・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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