【菊花賞回顧】最後の一冠はエネルジコの手に 能力問われる菊花賞の回顧とは

2025年10月27日(月) 18:00

とうけいば回顧

菊花賞を制したエネルジコ(c)netkeiba

 今週は菊花賞!

 距離が長いと回顧もその分大変ですが、次走に向けてしっかり精査していきます。

2025年10月26日 菊花賞

舞台:京都 芝3,000m
勝ち時計:3:04.0
レースラップ:13.1 - 11.6 - 11.7 - 12.8 - 11.6 - 12.7 - 13.2 - 12.9 - 12.8 - 12.2 - 12.0 - 12.1 - 11.9 - 11.5 - 11.9
ペース:平均ペース(60.8秒 – 63.8秒 - 59.4秒)
風向き:影響なし
脚質:フラット
馬場:フラット(もしくはやや外有利)

【レースポイント】

1.昨年と比較しても癖の少ないレース展開で脚質による有利・不利はなし
2.馬場は見た目通りやや外が有利とはいえ、内も使えないレベルではない
3.ステイヤーらしい能力が素直に問われたレース

【レース概要】

 稍重での開催となった今年の菊花賞だが、雨の影響はそこまで大きくなく、重馬場適性は問われない状態。

 レースはすんなりとジーティーアダマンが逃げ、癖の少ない淡々とした流れ。残り1200mからスパートを開始したが、ラスト1ハロンまで大きく減速しておらず無理のない範囲。よって脚質による有利・不利のない競馬となった。

 馬場は見た目どおりやや外のほうが有利だが、道中の距離ロスを相殺するほど極端に良いわけではない。また、余力のある馬は比較的外に進路を確保できたことからも、通った進路による有利・不利も少ない競馬となった。

 以上から今年の菊花賞は脚質・馬場ともにバイアスが小さい競馬。いわゆるステイヤーらしい能力が素直に問われたレースとなった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:エネルジコ 4点
 いつも通りスタートは遅く後方。・・・

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とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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