【#ラヴマル】マルシュロレーヌ×ラヴズオンリーユー「いまはママ友!? お互いを頼り合う幼なじみ」

2025年10月30日(木) 18:02

zuttomo

一緒にのんびり中のラヴズオンリーユー(左)とマルシュロレーヌ(右) (提供:岡勇策助手)

競走馬同士のなかよしエピソードをご紹介する不定期連載「ズッ友コレクション」がスタート! 第一弾となる今回は、マルシュロレーヌ×ラヴズオンリーユーの幼なじみコンビをピックアップ。

おなじ放牧地で育ったふたりがおなじ厩舎に入厩し、数年後、ブリーダーズカップ出走のため一緒にアメリカへ飛び立ち輝かしい成績を残します。お互いを頼り合っていたという海外遠征時のエピソードを中心に、マルシュロレーヌを担当した岡勇策助手、ラヴズオンリーユーを担当した吉田一成助手のおふたりにお話を伺いました。

(取材・文=松山崇)

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──マルシュロレーヌとラヴズオンリーユーはイヤリング時代に同じ放牧地で過ごした幼馴染なんですよね。その世代のノーザンファームの生産馬は約600頭で、同じ放牧地に放牧されるのは10〜15頭だそうです(ノーザンファーム中島GMのインタビューより)。

吉田 その(イヤリングで一緒だったという)話は後から知ったんですよ。だから入厩前には特別意識していなかったので、2頭が初めて出会った瞬間も、正直、記憶にありません。

 まだオーナーも厩舎も決まっていない段階で一緒に放牧されていた2頭がともにブリーダーズカップに遠征する。そして勝つ。これはすごい確率だなと思いますよね。

吉田 幼馴染だからという理由ではなく本当にたまたま、厩舎でも2頭は隣同士の馬房でした。馬同士で「小さい頃に一緒に放牧地にいた仲間だ」という記憶があるかは定かではありませんが、間違いなく「お隣さんはあいつだ」という意識はあったと思います。

──マルシュロレーヌとラヴズオンリーユー、この2頭で検索をかけると、鼻を寄せ合っている写真がたくさん出てきます。

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レース後の記念写真もなかよしショットに(提供:吉田一成助手)

 マルシュは気が強くて、他の馬に対して耳を絞ったりする面があったので、ああいう(鼻を寄せ合う)写真を撮れるということは、ラヴズのことが嫌いではなかったはずです。

──ファンの間では、マルシュロレーヌの方から鼻を寄せにいっているという意見が多いのですが…?

 それはたまたま、写り方の問題じゃないかなぁ。

吉田 どちらかといえば、ラヴズがちょっかいをかけにいって、それをマルシュがあしらっているという構図だと思います。

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ごあいさつ(提供:岡勇策助手)

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netkeibaライター

競走馬の「なかよしコンビ」たちのほっこりエピソードをご紹介しちゃいます!

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