【天皇賞(秋)予想】今年の天皇賞(秋)は3歳馬が主役 脚質を考慮した各馬の評価は?

2025年10月31日(金) 18:00

極端な上がり勝負にはならない

 今年の天皇賞(秋)は3歳馬が主役。マスカレードボールとミュージアムマイル、どちらを上に取るかという話になる。

 例年の天皇賞(秋)ならマスカレードボールかと思う。東京のGIは決め脚があるかどうかが重要。マスカレードボールは皐月賞・日本ダービーとも上がり2位だが、当時の上がり最速は道中自分より後ろにいて自分より下の着順だった馬。皐月賞では絶望的な位置から馬券圏内に届いたが、東京ならもっと簡単に勝ち負けに持ち込める。

 ミュージアムマイルは皐月賞で好走して日本ダービーで凡走。同距離であっても皐月賞と天皇賞(秋)は傾向が違うところがあるので、例年だと扱いを下げなければならない。ただ今年は・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す