2025年11月02日(日) 18:00
京都で行われた直近3R(24年と23年と19年)の結果を振り返ってみると、24年は父キズナ(母父ストームキャット)のサンライズジパングが勝ち、父レガーロ(エーピーインディ系)のアウトレンジが2着。23年は父ヘニーヒューズ(ストームキャット系)のセラフィックコールが勝ち、父シニスターミニスター(エーピーインディ系)のメイクアリープが2着。19年は父カジノドライヴ(エーピーインディ系)のヴェンジェンスが勝ち、父シニスターミニスター(エーピーインディ系)のキングズガードが2着。今年もエーピーインディとストームキャット重視でいいだろう。(解説:望田潤)
アウトレンジ
母クイーンパイレーツは本馬の他にもハピやリトルハピを産んでいる優秀な繁殖。母母カリフォルニアネクターはサンタイネスS(米G2・ダ7F)勝ち馬でダノンアイリスの母。父レガーロはエーピーインディ≒チャーミングラッシーの3/4同血クロス2×3をもつバーナーディニ産駒で、全日本2歳優駿2着などダートで活躍した。本馬はキングマンボとシアトルスルーのクロスで、25年平安Sに勝ち24年みやこS2着と京都に良績。馬場が渋れば更にいい。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
ダブルハートボンド
パーシーズベストの3/4妹でブレーヴジャッカルの半妹。母パーシステントリーはパーソナルエンスンS(米G1・ダ10F)勝ち馬。アメリカンオークス(米G1・ダ10F)のクイーンゴッデスも近親。父キズナは昨年のリーディングサイアーで、産駒はナチュラルライズなどダートもよく走る。パーシステントリーとストームキャットのダート適性が活きた配合で、ここまで通算[5-1-0-0]と底を見せず。前走も本命馬に競られながら2着に踏ん張って強い内容だった。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/
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