【無料公開】今年のJBCクラシックの舞台は血統ビーム「欧州型」が有利

2025年11月02日(日) 19:00

いよいよ明日に迫った船橋・JBCクラシック!

血統ビームを駆使した亀谷敬正の特別コラムを無料公開でお届けします。

さらに、最終決断はウマい馬券地方版にてご覧いただけます。以下よりぜひご覧ください。

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白い砂のダート中距離は芝長距離血統と欧州型が有利

「ダート」とは本来“土”を意味しますが、日本のダート競馬は、実質的には“砂競馬”。そのため、アメリカのように土を主体としたダートとは、求められる能力が異なるレースも多く見られます。

 米国型のスピード持続性を発揮しやすい舞台もありますが、欧州指向の馬力とスタミナが問われるレースも少なくありません。

 船橋競馬場のダート1800mは、その典型的なコース。2022年11月にオーストラリア産の白い砂に入れ替えられて以降、その傾向はいっそう顕著になりました。結果として、芝長距離血統=欧州指向の強い血統馬が力を発揮しやすい条件となっています。

 同コースで行われる交流重賞・日本テレビ盃では、白砂初年度の2023年にウシュバテソーロ(父オルフェーヴル、母父キングカメハメハ)が圧勝。

 2着テンカハル(父キングカメハメハ)、3着スワーヴアラミス(父ハーツクライ)も、芝長距離適性と欧州要素を強化された血統でした。

 翌2024年の勝ち馬ウィリアムバローズも、父ディープインパクト系×母父シンボリクリスエスという欧州要素の強い血統構成。

 2025年の勝ち馬フォーエバーヤングは父リアルスティール(ディープ系)で、母は欧州生産馬。2着レヴォントゥレットは父ロードカナロア(欧州型)×母父マンハッタンカフェ(長距離GI馬)×母母ドイツ血統と、欧州指向の強い配合でした。

 今年の出走馬で欧州指向の強い血統馬はサンライズジパング。父キズナは日本ダービー馬であり、欧州の長距離G2・ニエル賞の勝ち馬。母サイマーはアイルランド生産馬で、母母父イグジットトゥノーウェアはネヴァーベンド系。

 このネヴァーベンド系は、日本の砂長距離戦で古くから活躍馬や砂適性の高い繁殖を多く送り出した系統(ミルジョージ、ブレイヴェストローマンなど)として知られています。

 最終見解と予想は、ウマい馬券で公開します。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のJBC予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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