フォーエバーヤングと坂井瑠星騎手がBCクラシック制覇 小牧太騎手も思わず「どれだけすごいことか…」と涙のワケ

2025年11月04日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手がBCクラシックを制覇した坂井瑠星騎手に賛辞を送ります(撮影:稲葉訓也)

日曜日の早朝の仕事を終えたのち、自室に戻ってひとりでブリーダーズカップを観戦したという小牧騎手。開口一番、「あれは泣いたねぇ」と感動を口にし、矢作調教師、坂井瑠星騎手の快挙を称えました。

今回は、ブリーダーズカップ制覇にまつわる小牧騎手の思いと、白熱する園田の調教師リーディング争いへの責任、そして今週木曜日に控えた楠賞ついて意気込みを語ってくれました。

(取材・構成=不破由妃子)

フォーエバーヤングの快挙に涙「2番手に行った時点で勝ったと思った」

──今週は、ブリーダーズカップの話題から。フォーエバーヤング、やってくれましたね。

小牧 あれは泣いたねぇ。朝の仕事が終わって、風呂から出たところで「あ、ブリーダーズカップやわ!」と急に思い出して、慌ててスマホで見たんやわ。そしたらちょうどゲート裏のシーンで間に合った。矢作さん、むっちゃ喜んでたね。涙が出たわ。

──その小牧さんの涙というのは…。

小牧 知り合いが勝ったということもそうやけど、やっぱり昔だったらあり得へんことやから。あそこで勝つのがどれだけすごいことか、競馬の世界にこれだけいればわかるからね。

──しかも、堂々たる横綱相撲でしたね。完璧なレースでした。

小牧 僕ね、2番手に行った時点で勝ったと思った。あとは誰も絡んでこなければいいなと思いながら見ていたけど、3着の馬を・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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