【AR共和国杯予想】長距離適性を秘める血統背景 伏兵ニシノレヴナントの快走に期待

2025年11月08日(土) 18:00

母の父は長距離G1を4勝

 伏兵ニシノレヴナントは、全8勝が1200m以下の典型的なスプリンターだったネロ(その父ヨハネスブルグ)産駒。また、牝系の3代母は桜花賞、スプリンターズSなどを制した快速ニシノフラワー。ニシノレヴナントはスピード型に育つと思えた。

 ところが、前走2000mを好時計で快勝して5勝目。他の4勝は2400〜2500m。ときに出現する異端児なのか、成績はステイヤーに近い。

 もっともネロの3代父ストームキャットの巨大父系は、さまざまな適性を秘める種牡馬を世界中に広げて大発展してきた。実際はスピード優先型だけにとどまらない。

 また、ニシノレヴナントは明らかに母方の影響が強い。母の父コンデュイット・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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