2025年11月09日(日) 18:00
デイリー杯2歳Sはディープインパクトの斬れやダイワメジャーのスピードが優勢だったが、最近はランフォーヴァウ(父ロードカナロア)、ジャンタルマンタル(母母父トゥモローズキャット)、オールパルフェ(父リアルスティール)とストームキャットの血を引く馬が3連勝中。23年2着エンヤラヴフェイス(父エイシンヒカリ)や22年2着ダノンタッチダウン(父ロードカナロア)もストームキャットの血を引いていた。とはいえ、取り上げた5頭のうちエイシンディード以外の4頭はストームキャットの血を引いているのだが…。(解説:望田潤)
アドマイヤクワッズ
JRAプレート(豪G3・芝2000m)のパスズオブグローリーの甥で、母母パシフィックリムはマルレ賞(仏G2・芝2400m)勝ち馬。母父ゾファニーはハービンジャーと同じダンジリ産駒で、サンライズジパングやリカンカブールの母父でもある。父リアルスティールはフォーエバーヤングやレーベンスティールなどを輩出。欧州中距離牝系のリアルスティール産駒で、スローのマイル戦を重厚に差し切って新馬勝ち。奥のある素材だが距離適性は1800以上とみる。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
エイシンディード
テーオーステルスの半弟で、エーシンリジルの甥で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/
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