【エリザベス女王杯】3歳馬のレベルが誤認されたままなら妙味が生じても

2025年11月13日(木) 12:00

世代レベルの指標になるのは「古馬3勝クラス」

 このレースの予想を進める上で欠かせないのが3歳馬の取捨について。今年の3歳牝馬路線については、NHKマイルC当時にも述べていたようにそのレベルは懐疑的なもの。

―ここから―
 弥生賞の当コラムでも述べたように、現3歳世代では牡牝混合重賞における牝馬の成績が芳しくありません。2月終了時点の15重賞を終えた時点で牝馬が勝ったのは少頭数戦となったデイリー杯2歳Sのみ。

メシ馬

 3月以降は桜花賞路線も交わるため、牝馬の出走そのものが少ない影響も大いにあるとは言え、比較的チャンスのあるファルコンS・チャーチルダウンズC・ニュージーランドTの3重賞においても連対できず。

―ここまで―

 結果的に桜花賞6着馬チェルビアットが3着に好走したものの、6頭出走して3・7・10・15・16・17着。牝馬が経験を積みやすいマイル戦で決して不利にならないNHKマイルCと考えると、結果が芳しくなかったのではないでしょうか。

 なお、昨年の当コラムでも述べたように、世代レベルの指標として分かりやすいのは、古馬3勝クラスにおける成績。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

メシ馬

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

関連情報

新着コラム

コラムを探す