アプリ限定 2025年11月13日(木) 18:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
まずはコースの特徴について。
京都芝2200mはスタンド前からのスタートで、1コーナーまでの距離は約400mとそれなりに長いが、1~2コーナーの半径は小さいので、序盤は落ち着いたペースになりやすく、また、向正面に入っても動きは少ない傾向にある。レースが動くのは概ね3コーナーの坂の下りからで、そこからのロングスパート勝負となることが多く、瞬発力と持続力の双方が問われやすいコースとなっている。
次にレース傾向について。
コース傾向通り中盤までペースが落ち着くことが多いこともあり、先行馬の台頭が目立っていて、京都開催過去10年で3角5番手以内に位置していた馬が[3-7-4-40]と上々の成績であり、良馬場での開催に限れば[3-5-4-25]と更に好走率が上がる。
また、中盤までペースが落ち着くことでロスなく立ち回れる内枠も有利に働きやすく、京都開催過去10年の3着以内好走馬延べ30頭中17頭が4枠以内の馬であった。
ただ、今年に関しては持続力勝負で良さが出るタイプの先行馬であるエリカエクスプレスとセキトバイーストがおり、さらに、施行時期も例年より1週遅くなることで馬場の傷みもより進んだ状態となるので、差し馬や外枠の台頭が増えてくる可能性があることは頭の中に留めておきたい。
次に阪神開催だった年を含む過去10年の年齢別成績についても見てみると、以下の表のようになる。
見ての通り5歳以上が不振傾向にあり、これは年齢的に成長のピークをとうに過ぎているケースが多いことが主な要因と考えられ、5歳以上で好走した延べ7頭中4頭は前走重賞で3着以内に好走していた勢いのある馬だったので、基本的には割り引いて考えた方が良さそう。また、3歳馬は秋華賞好走などの実績を買われて過剰人気になりやすいので、4歳馬を重視する形が得策となりそうだ。
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YUTA
2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。
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