2025年11月14日(金) 12:00
先週は月曜日のJBC船橋競馬に始まり、木曜日は門別競馬場、そして土曜日は久々の徳山ボート参戦でした。しかも北海道からの徳山入りは、福岡経由ということもあり、まさに全国をまたにかけての日々で中々ハードではありましたが、もともと旅は好きな方で、感謝の1週間でした。
振り返ると、学生時代は青春18きっぷを使っての鉄道旅や、騎手の二次試験を千葉の競馬学校で受けての帰路は、新幹線ではなく身延線で車中の景色や釜めしを楽しみながら時間をかけて地元の愛知へと戻ったことも。
最近は時間の短縮にばかり気が向いており、時折、有り余る時間に浸りながらの列車旅が恋しくなり、これも1つ老後の楽しみとなっています。
さて先週のアルゼンチン共和国杯ですが、ミステリーウェイの松本騎手、前走に引き続いての見事なエスコート振りでした。札幌での前走も、大逃げの中にもいったん後続馬をひきつけての内容に、この馬特有の呼吸を感じ取っての騎乗振りに驚かされましたが、今回の東京の長い直線においては難しさがあるのかな? と…。
本人もレース後のコメントで、「自信はなかったけど馬の気持ちを走る方向に向けることが仕事だと思った」とコメントしていましたが、まさに馬とのリズムに集中した松本騎手とミステリーウェイのコンビ力が成しえた勝利に映りました。もともと松本騎手の父・達也さんも、馬とのコンタクトが巧みな方でしたが、あの拳の感覚はパパ譲りとも思えるものでした。
さぁ今週は京都2200mで行われるエリザベス女王杯です。
現時点での注目は、リンクスティップ。この馬はコースや騎手を選ぶタイプに感じており、右回りの長い直線でキャリア6戦の内、2戦騎乗している点に加え、勝利も収めているC.デムーロ騎手とのコンビは魅力。
じゃっかん1週前追い切りでは、物足りなさを感じたのか? ラスト過ぎまで目一杯追われての追い切りが気になりましたが、そこでスイッチが入ったのか? 当週は坂路でのスガルイフットワークに。勝てるチャンスがあるなら、この舞台な気がします。
また同じくらい魅了されるのが、ココナッツブラウン。追い切りの動きが抜群。あとは当日の体重やテンション、前半部分の折り合いだと思います。またパラディレーヌやライラックも適性の高いコースと思え、枠をみながら印や買い目を決めようと考えています。
それでは皆さん、ステキな週末を。
ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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