【東スポ杯2歳S予想】日本ダービーにつながる登竜門 上がり33秒で決めればクラシック級

2025年11月17日(月) 15:42

東京芝1800で行われる2歳重賞。24年の勝ち馬クロワデュノール、19年の勝ち馬コントレイル、17年の勝ち馬ワグネリアンは日本ダービーを勝っており、21年の勝ち馬イクイノックスは日本ダービー2着。皐月賞以上に日本ダービーにつながる登竜門といえる。上がり33秒前後でズバッと決めるようならクラシック級の評価。血統的には東京の重賞らしくトニービンが強いレースで、近5年の1〜3着15頭のうち、実に10頭がトニービンの血を引いている。昨年はトニービンもちは馬券に絡めず、トニービン4×4のファイアンクランツは4着までだった。(解説:望田潤)

ストームサンダー

 叔父メタルスピードはシルバーステート産駒なので本馬と3/4同血の間柄になる。他に近親に目立った活躍馬はいないが、牝祖ルカヤンプリンセスはコロネーションCのウォーサン、ドイツ賞のルソーなどを産んだ名繁殖。父ヘンリーバローズはシルバーステートの全弟で2戦1勝で種牡馬入りし、ローランドバローズやジェットマグナムなどを出している。メタルスピードを1F長くしたようなイメージの馬で、東京1800より中山1800で狙いたい。

距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ダノンヒストリー

 ダノンベルーガやボンドガールの半弟で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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