【マイルCSなど予想】今週は3日間開催で福島競馬は最終週 重賞出走有力馬の調教内容をジャッジ

2025年11月19日(水) 18:00

マイルGI春秋制覇を狙うジャンタルマンタルの仕上がりは?

 今週は土日月の3日間開催。福島は土曜日と月曜日になって、最終週。特別登録の段階でも頭数が多く、出馬ラッシュになりそうな予感です。そして、重賞は福島記念、マイルCS、東京スポーツ杯2歳Sと1日1重賞。馬券的に面白かったり、実力伯仲だったり、来年のクラシックを占う上で見逃せなかったりと盛りだくさんです。

 今週末は日曜日が京都、月曜日が福島とイベントや仕事で大忙し。だからこそ、ウマい馬券の予想を充実させて、しっかりと的中して回収率を上げていくということにこだわっていきたいと思います。

【福島記念/エコロヴァルツ】

 マイルCSにも登録がありましたが、58.5キロなら距離と相手関係を選んでこちらを使ったということでしょうか。確かに前走天皇賞(秋)は11着とはいえ、勝ち馬からは0.6秒差ですし、そこが58キロを背負っていたことを思えば、0.5キロ増でこの相手ならという感じかもしれません。

 今回は中2週ということで、追い切り内容に関しては牧浦充徳厩舎らしく、軽い内容になっています。だから、厩舎としては珍しくないパターンではありますが、この馬自身は中2週が初めて。そこはちょっと気になるところです。

調教Gメン研究所

軽い調教内容のエコロヴァルツ(11月18日撮影)

【福島記念/イングランドアイズ】

 3勝クラスの身で小倉記念を制覇。51キロという軽量の恩恵があったことは間違いありませんが、54キロのチャレンジCでも5着。まだ軽いハンデではありますが、重賞でやっていけそうなところは見せています。

 1週前追い切りのCWでも素晴らしい動き。ダノンデサイルを追走して、・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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