2025年11月28日(金) 18:02
▲今村聖奈騎手×木之前葵騎手対談最終回(c)netkeiba
最終回の今回は、それぞれの「騎乗フォーム」について話が進みます。ともにフォームの見直しの真っ只中だという二人。日々の研究を楽しみながら、技術の研さんに労を惜しみません。今村騎手が今、お手本にしているという“同世代のジョッキー”とは一体──。
そして後半では「ファンのみなさんにも絶対喜んでもらえると思う」と口を揃える“夢”についても言及。実現に向けて構想が膨らむ、二人のトークは必見です!
第3回はこちら▼
(取材・構成=不破由妃子、撮影=netkeiba編集部)
──おふたりにお聞きしたいのですが、ジョッキーとしての今後の課題、それに向けて現在取り組んでいることなどありますか?
木之前 開催のない日は20頭以上、開催がある日も初日だと15頭くらい調教に乗ってからレースに臨むんですけど、それだけの数をこなすとなると、姿勢を決めて乗ることができなくなってしまうので、最近はちゃんと鐙を詰めて乗ろうと思ってます。
今村 疲れてくると長くなっちゃいますよね。
木之前 そうなの。バランスで乗っちゃう状態になるから、それではいかんなと思って。本当はずっと前で乗っていたいんだけど、疲れてくるとどうしてもバランスが後ろになってきてしまう。人間にとっては厳しい姿勢だとしても、前で乗ったほうが馬は楽だし、実際にそのほうが動く気がするんだよね。だから、そのあたりの姿勢をもう一回見直そうと思ってる。あとは、追い方もね、今までの自分はどうだったかなぁとか考えながら、いろいろ試しているところ。
▲「いろいろ試しているところ」(c)netkeiba
今村 葵さん、体をめっちゃ大きく使って追ってこられるじゃないですか。だから、こんなに小柄で華奢な方だと思っていなくて。初めてお会いしたとき、ビックリしたんですよ。
木之前 あ、それは言われるかも。体の使い方もね、なんかしっくりこなくて改善しようと思ってるの。私の今のスタイルは・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
netkeibaライター「ノンフィクション・ファイル」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
netkeibaライター
netkeiba豪華ライター陣による本格的読み物コーナー。“競馬”が映し出す真の世界に触れてください。
プロフィール
木之前葵の全成績
今村聖奈の全成績
コラム
もう昭和ではない 女性ジョッキーが語る“出産・復帰・キャリア継続”の現実と願い
「後輩ができて見えた景色」女性ジョッキーが語る“教えること”と“自分らしさ”
「デビュー前から憧れていた」地方の先輩ジョッキーに今村騎手が聞きたかったこと
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。