【怪物! オケマル特集・後編】「むしろ追うな」が合言葉! 規格外の調教と、マンマルと過ごす癒やしの時間──怪物の一日に密着

2025年11月26日(水) 18:03

馬ラエティBOX

▲オケマルの1日に密着しました(撮影:大恵陽子)

史上初めて無敗の兵庫三冠馬となったオケマル。馬名の由来は「オッケー、まる」を略したギャル語だったことが前編で明かされました。

後編では兵庫で無類の強さを見せるオケマルの“オフの顔”に密着。あくび連発の早朝の様子から、「過去イチの状態」と下原理騎手が絶賛する調教での走り、そして親友マンマルと並んで午後のひとときにまどろむ姿まで、怪物の素顔を余すところなくお届けします。明日の園田金盃へ向けて、その仕上がりは万全!

前編はこちら▼

【怪物! オケマル特集・前編】8馬身、8馬身、大差勝ち…園田三冠達成 無敗街道を突き進むオケマル、あなたは何者?

(取材・構成=大恵陽子)

 オケマルが暮らすのは兵庫県の中央部、西脇市にある西脇馬事公苑の盛本信春厩舎。園田競馬場から車で1時間強の場所で、山の斜面に沿って厩舎やコースが造られた園田・姫路競馬の厩舎地区です。

5:00

 調教の準備はいつもこの時間からスタート。「元々、眠たそうな顔をしているけど、それにしても何回あくびするねん」と盛本調教師も笑うくらい、これから調教だとはとても思えぬ雰囲気です。

 馬装を進めるのは、担当の南部真吾厩務員。レース開催日は下原理騎手に代わり調教にも騎乗します。

「普段は馬装をしていても寝ちゃいそうな感じですけど、今日は密着されている状況を察しているのかも」と、これでもシャキッとムードのよう。

 レース当日ものんびりムードだそうで、南部厩務員はこう話します。

「デビュー戦だったか2戦目だったか、レースの準備を始めても寝ていて、・・・

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