【ジャパンC予想】底力が問われてくる最高峰レース

アプリ限定 2025年11月27日(木) 18:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

人気馬の取捨が鍵に

 まずはコースの特徴について。

 東京芝2400mは日本ダービーも行われる条件だけあって各馬が能力を発揮しやすい癖の少ないコースレイアウトで、ペースはメンバー構成次第ではあるが、概ねスローペースからのラスト3~4Fの勝負になることが多く、高い瞬発力が必要不可欠となってくる。

 次にレース傾向について。

 前半はスローペースで流れることが多いものの、強力なメンバーが集う最高峰のレースということもあってか、コース傾向とは異なり早い段階からペースアップしやすい傾向にある。

その結果、差し馬が物理的に届かないような形となりやすくなって先行馬の台頭が目立っており、過去10年の3着以内好走馬延べ30頭中15頭が3角5番手以内に位置していた馬であり、10番手以下だった馬は[2-1-1-60]と苦戦が目立っているように、基本的には真ん中よりも前で立ち回りそうな馬を重視するのが得策と言える。

 また、早い段階からペースアップすることで底力が問われてくることもあり、人気馬が順当に好走することが多くなっていて、過去10年の3着以内好走馬延べ30頭中19頭が3番人気以内だった馬であり、単勝オッズ30倍以上の馬は一頭も好走馬がいなかったので、無理な穴狙いは禁物で、人気馬の取捨が重要となる。

 そして、過去10年の年齢別成績についても見てみると、以下の表のようになる。

YUTAの「この馬どっち?」

 見ての通り3歳馬の好走率が高く、6歳以上は一頭も好走馬がいないほど苦戦を強いられており、これは3歳馬が施行時期を考えると斤量面で恵まれており、6歳以上は若馬と比べるとスピード面で劣ってしまいやすいということが主な要因と考えられ、特殊な展開だったとはいえ、今年の3歳馬も天皇賞(秋)でワンツーを決めたように世代レベルは上々なので、例年通り有力な存在となってくるだろう。

 以上のことをふまえて今年のメンバーを見てみると、ハイペースで逃げる馬は見当たらないが、持続力を生かしたいサンライズアースがいるので、ジャパンCらしい流れとなって有力馬が順当に好走する可能性が現時点では高いとみている。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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