【ジャパンCなど予想】三世代のダービー馬など豪華メンバーが集結! 出走各馬の調教内容をジャッジ

2025年11月27日(木) 18:00

京阪杯は馬券的に面白そう

 今週はいよいよジャパンカップ。クロワデュノールの参戦も決まり、三世代のダービー馬が揃うという豪華メンバー。私自身はウインズ米子での仕事があるため、現地観戦できませんが、当日の入場券を確保されている方、現地の熱狂をぜひ楽しんできてください。

 馬券的に面白そうなのは同日の京阪杯。netkeibaの予想オッズはルガルが1番人気ですが、昨年のスプリンターズSを勝って以降の着順は11着、7着、5着、12着。すべてGIであり、香港も2戦あると思えば、シルクロードS以来の京都で復権といったところでしょうか。これに続いているのが、3歳牝馬のナムラクララということで、個人的には調教適性を最重視して狙ってみたいレースです。

【京都2歳S/バルセシート】

 レシステンシアの半弟ということで、デビュー戦はマイル。ただ、競馬内容は姉と違って、差す競馬でメンバー最速上がりをマーク。それを経ての距離延長なら納得という感じはします。

 2週前追い切りがCWでC.デムーロ騎手が騎乗。3頭併せを最後方から追走して同入、時計は6F84.6秒と数字は平凡でしたが、内容は良かったと思いますし、1週前追い切りはCWで6F80.7秒。これはしっかり動いており、最終追い切りは坂路で4F目最速ラップは前走と同じです。

調教Gメン研究所

1週前追い切りでしっかり動けていたバルセシート(11月18日撮影)

【ジャパンC/クロワデュノール】

 凱旋門賞帰り、これが調整に影響しているように思う方がたくさんいると思いますが、斉藤崇史調教師とお話させていただくと、私自身はそうは感じません。ただ・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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