2025年10月01日(水) 18:00
今週から東京、京都の開催がスタート。直線の短かった中山、時計が速くて前が止まらなかった中山から東京に舞台が替わることで、どんな結果になっていくのか。馬場状態も気になるところです。そして毎日王冠に関しては、いろんなコラムにも書いたと思いますが、3歳馬が圧倒的な成績。過去6年で[5-0-0-5]ですから、現時点でサトノシャイニングが1番人気というのは納得です。そして、勝ち馬5頭はすべて重賞勝ちの実績があったので、きさらぎ賞を勝っているということもファンが支持するところなのでしょう。
京都大賞典は特別登録の段階でフルゲート18頭立てよりも多い19頭。このままの頭数が出馬投票してくれば、過去10年では最多頭数となりそうです。ちなみに17頭立てだった2回は大波乱(2019年)と1番人気から3番人気の堅い決着(2020年)。時計の速い決着なら、逃げ残りなら波乱決着なのかな、なんて思っています。
【毎日王冠/サトノシャイニング】
日本ダービーの結果に関しては、見方によって評価が分かれてくると思いますが、個人的にはハナを切ることができていれば、4着以上の粘りも見せることができたのではないかという見解。もちろん、それは距離が2400mだったからであって、今回の1800mなら無理にハナを切る必要はないかもしれませんが、東京スポーツ杯2歳Sの2着を考えると、ハナを切ってどんなレースをするか見てみたいところ。
やっぱりハナが理想かな、と思わせてくれたのが、武豊騎手が跨った1週前追い切り。3頭併せを最後方から追走しましたが、3コーナー手前では我慢できずに先頭に立ち、最後まで2頭に差し返されることはありませんでした。もちろん無理にハナではなく、スピードに乗ったら、それを殺さない走り。これがベストパフォーマンスに繋がってくるはずです。
ハナが理想かな、と思わせる内容だったサトノシャイニングの1週前追い切り(9月30日撮影)
【毎日王冠/エルトンバローズ】
2023年1着、2024年3着。前走中京記念は8着でしたが、9ヶ月ぶりというブランクも影響したはずです。そして今回は西村淳也騎手。やっぱりこのジョッキーが合うのかなと思わせてくれたのが、9月18日の栗東坂路で4F51.8秒をマークしつつ、4F目11.7秒。4F時計は自己ベストを更新しています。
1週前追い切りのCWでは・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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