【北九州記念予想】北九州記念は、例年よりも時計がかかる馬場で施行

2025年07月01日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はピューロマジックが優勝(c)netkeiba

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として北九州記念で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 先週開幕した小倉の芝は、ここ数年の同時期開催のなかでも時計のかかる馬場コンディションになっている。

 小倉芝1200mの現レコードは、2022年の夏開催開幕週に行われたCBC賞で記録された1分5秒8。その前年にあたる2021年夏開催開幕週のCBC賞で記録されていた1分6秒0を更新した。

 2022年と2021年は明らかに時計の出やすい馬場コンディション。どちらの年も古馬混合の1勝クラスですら1分6秒台が出ていた。

 ところが、今年は開幕日に行われた古馬混合の1勝クラスの2着馬は1分8秒5。2022年や2021年に比べると、今年は1.5秒近く時計がかかっている。

 時計のかかる馬場状態により、先行した馬が最後まで脚を残すのが難しい。先週の小倉芝1200mも古馬混合戦が2レース行われ、最初のコーナーを3番手以内で通過して3着内に好走したのは1頭のみ。その1頭も単勝1倍台の断然人気馬でそのクラスでは実力が抜けていた。

 2022年と2021年のCBC賞はどちらも格上挑戦馬の逃げ切り勝ちだったので、当時とは決着パターンも異なっている。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

関連情報

新着コラム

コラムを探す