2018年12月02日(日) 18:01
▲アイルランドでの修行を終えた野中騎手、これからの展望を語ります
今年の3月から10月までの7カ月間、アイルランドで武者修行をしてきた野中悠太郎騎手。その間の様子は当コラムで連載として、野中騎手自身に発信していただきました。大きな経験を経て、野中騎手にどんな変化が現れたのか。お話を聞かせてもらいに美浦トレセンを訪れると、そこにはたくさんの記者や関係者に囲まれながら笑顔いっぱいで話をする、野中騎手の姿がありました。ご本人を直撃インタビューします。
(取材・文:不破由妃子)
──今後の予定ですが、あまりあいだを空けずにまた海外に行かれる予定だそうですね。
野中 はい。来年で減量期間が終わるので、減量があるうちは日本で乗ろうと思っているんですけど、その後はまた次の国に。
──次の国ということは、アイルランドとは別に国を見据えていらっしゃるんですか?
野中 そうですね。アイルランドの開催は本場ひとつしかなくて、日本でいうところの裏開催がないんですよ。競馬は毎日やってるんですが、場所が替われば上位のジョッキーも全員移動していくので、そこに若手が入り込むのは大変なんです。だから、早めに見切りをつけて辞めていくジョッキーもけっこういたりして。
──そうなんですね。そう考えると、“4カ月で26鞍”という数字の価値を改めて感じますね。
野中 はい。いろいろな方の協力があったおかげです。
──次の国はメドを立てていらっしゃるんですか?
野中 イギリスかフランスか…。できればヨーロッパがいいなと思っています。・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
野中悠太郎「キャリアアップ」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
野中悠太郎
1996年12月29日、福岡県出身。実家が小倉競馬場の近くだったことから騎手を目指す。同期は加藤祥太、鮫島克駿、三津谷隼人。2015年に美浦・根本康広厩舎からデビュー。兄弟子の丸山元気、妹弟子の藤田菜七子に囲まれながら腕を磨く。馬券穴派からの支持が厚い。
プロフィール
野中悠太郎の全成績
コラム
世界を知ることで再確認できた“日本人の強味” ―7カ月の海外遠征を終えて【第2回】
ニュース
野中悠太郎「いかにバテずに持たせるか」アイルランド修行で感じた欧州競馬
騎手同士の熾烈なライバル関係「めちゃくちゃ意地を張った」 ―7カ月の海外遠征を終えて【第3回】
シッカリと言葉で伝えることの大事さ
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。