2025年09月29日(月) 18:00
スプリンターズSを制したウインカーネリアン(撮影:下野雄規)
8歳馬ウインカーネリアン(父スクリーンヒーロー)が、単勝50倍の伏兵として短距離戦の頂点のひとつ「GIスプリンターズS」を激走した。
すでに2023年を最後に種牡馬は引退しているスクリーンヒーローは、後継種牡馬モーリス、ゴールドアクター、グァンチャーレの父。「グラスワンダー→スクリーンヒーロー→(モーリス、ゴールドアクター)→ジャックドール」と4代も連続するGI勝ち馬のサイアーラインは、日本を代表する重要な父系として知られるが、2400mのジャパンCを制したスクリーンヒーロー産駒が1200mのスプリントGIを制したのは初めてのこと。
こなして距離の幅を広げたウインカーネリアンの母の父は1998年12月、引退レースを飾ろうとした1番人気タイキシャトルと、さらに同じSeeking the Gold産駒の2番人気馬シーキングザパールを、まとめて封じたマイネルラヴであり、少なからぬ影響力を受けていたのだろう。ウインカーネリアンがこの父系の後継種牡馬になるとき、グラスワンダー(父Silver Hawk)を起点とする父系の広がりはもっと大きくなる可能性がある。
それにしても・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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