【チャンピオンズC予想】レモンポップは確勝級ではない? 世代交代目論む逆転候補は

2024年11月30日(土) 18:00

抜群の安定感誇るウィルソンテソーロと川田騎手に注目

 昨年の勝ち馬6歳レモンポップ(父Lemon Drop Kidレモンドロップキッド)は、国内のダート戦【12-3-0-0】。衆目一致のチャンピオンだけに今年も好走必至だが、ダート界の層が厚くなった近年、もう10年以上もこのGIを2勝した馬はいない。また、ダート界の世代交代も早まり、現在は5歳以下の馬が7連勝中でもある。

 レモンポップの評価を下げるわけではないが、初距離1800mだったとはいえ、昨年の勝ち時計1分50秒6「60秒9-49秒7-37秒3」は1800mになって16回、13番目タイのかなり平凡な時計だった。この距離だと確勝級とはいえない。

 昨年も出走していた馬が8頭もいる。中で猛然と追い込んでマイペースだったレモンポップと0秒2差だった当時4歳のウィルソンテソーロ(父キタサンブラック)は、上がり3ハロン最速の36秒6。勝ち馬を0秒7上回っていた。

 2走前の韓国のコリアC1800mでは、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す