【札幌記念など予想】今週は3場で3つの重賞が開催! 有力馬たちの調教内容をジャッジ

2025年08月13日(水) 18:00

函館記念を制したヴェローチェエラの調教内容は?

 先週のレパードS。当欄にも記載したラップの踏み方を重視して、ハグに◎を打ちましたが、結果は4着。ルヴァンユニベールと悩んでの本命だっただけに、ちょっと悔しい気持ちもあります。ただ、常に調教適性について考察をして予想していくことが予想が前進するきっかけになる、そんな手応えは掴めましたし、現在はこれから増えてくる2歳未勝利の的中率をアップさせるために新しい調教適性を構築中。これについては、また予想バイブルでも触れていきたいと思います。

 さて、今週は障害重賞と平地重賞が計3つ。札幌記念に関しては、最終追い切りを確認することはできませんが、新潟ジャンプSと中京記念に関しては自分の眼で確認した追い切り内容を重視しながら、予想を組み立てるつもり。新潟ジャンプSはウマい馬券でも予想を入稿するつもりなので、ぜひご覧ください。

【新潟ジャンプS/インプレス】

 障害は7戦してすべて掲示板、6戦は複勝圏内でうち1回は中山グランドジャンプの3着。実績的には新潟で未勝利とOPを勝っていますから、文句なし。夏開催に関しては新潟記念で3着という重賞実績もあるくらいで、佐々木晶三厩舎のJRA重賞全場制覇へ向けて、総大将が出てきたといってもよいでしょう。

 CWでの追い切りに関しては、体を起こして走ることができるようになり、見た目以上に時計が出ています。スピード決着になったとしても対応できると思いますし、風格も出てきたここは、自身の重賞制覇に向けても態勢が整ったという感じがします。

調教Gメン研究所

重賞制覇に向けて態勢は整ったインプレス(8月13日撮影)

【札幌記念/ヴェローチェエラ】

 函館記念をレコード勝ち。栗東では追い切らず・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す