【NHKマイルCなど予想】世代のマイル王を決める一戦 アドマイヤズームの調教内容は?

2025年05月07日(水) 18:00

東京芝1600mのおすすめ調教適性もご紹介

 先週の天皇賞(春)。期待したハヤテノフクノスケは力不足という形で11着惨敗となりました。予想を参考にしていただいた皆様には申し訳ない気持ちですが、調教内容から予想すれば、私としては精一杯の予想だったかなと思います。

 日々反省の予想業ですが、それが活きた形が先週の邁進特別。トラックオンリーの調教内容で好走する馬に対して、どのアプローチが正解なのか、常に考えてきた直線競馬でしたが、先週の予想バイブル「調教のミカタ」で記したようにトラックウッドチップ馬場でのラップの踏み方を分析したことで正解を見つけたような気がします。それが◎ニシノコニャックで単勝23.9倍の1着。今開催の馬場にもフィットしそうな調教適性ですから、今週の土日も自信をもって予想をお届けしようと思います。

【エプソムC/デビットバローズ】

 去勢2戦目の大阪城Sで強い競馬。先行して押し切ることが形になっていて、1800mという距離も絶妙にフィットするのでしょう。だからこそのエプソムC挑戦なのかなと思いますが、過去の東京芝1800mはむらさき賞で15着。左回りという意味では新潟大賞典が4着でした。

 今回は左回りを意識してか、5月4日の左回りCWで古馬2勝クラスを追走する併せ馬。対策を講じた調教内容という意味では評価できます。あとは左回りで自分のリズムで先行する競馬ができるかどうか、ここが好走のポイントになるような気がします。

調教Gメン研究所

デビットバローズは左回りを攻略できているか?(5月6日撮影)

【エプソムC/セイウンハーデス】

 1週前追い切りが坂路だったチャレンジCが5着。これは長期休養明けだったので、仕方ないにせよ、京都記念は2ヶ月半ほどのレース間隔だったので、これも1週前追いが坂路だったことが良い結果ではなかったと判定することができます。その根拠は新潟大賞典2着、七夕賞1着時の1週前追いがCWだったから。・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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