【NHKマイルC予想】牡牝の格差・経験したレースのレベルがはっきりした世代

2025年05月08日(木) 12:00

札幌2歳S組が人気の盲点に

 弥生賞の当コラムでも述べたように、現3歳世代では牡牝混合重賞における牝馬の成績が芳しくありません。2月終了時点の15重賞を終えた時点で牝馬が勝ったのは少頭数戦となったデイリー杯2歳Sのみ。

メシ馬

 3月以降は桜花賞路線も交わるため、牝馬の出走そのものが少ない影響も大いにあるとは言え、比較的チャンスのあるファルコンS・チャーチルダウンズC・ニュージーランドTの3重賞においても連対できず。

 既に想定オッズに織り込まれている印象もありますが、現3歳牝馬の全体的なレベルは厳しそう。過去10年だけでも2勝・2着6回・3着1回の牝馬ですが、今年は馬券にならない可能性もそれなりに高いと考えられます。

 続いて、先ほどの重賞に出走した馬のうち、「次走以降で馬券圏内に好走した頭数」をまとめたものが以下。

メシ馬

 牝馬のレベルが低いせいか、2歳S全体の平均的なレベルが低くなってしまい、・・・

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メシ馬

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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