【宝塚記念予想】細江純子さんが出走予定10頭の馬体を診断!

2025年06月10日(火) 18:00

細江純子

▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)

ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに宝塚記念出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。

アーバンシック

美浦・武井亮 牡4

アーバンシック

▲6月4日撮影(c)netkeiba

 正直、全体的に体が寂しく映ります。もともとが体重のわりに細く見せるタイプではあるのですが、それにしても今回は筋肉量が減って映ります。特にトモにおいてはもう少し張り感が欲しいところ。前走が休み明けということもあり、叩かれてのパンプアップがあるのかな? と思っていましたが、写真でみる限り平行線なのかな…と思えます。

ジャスティンパレス

栗東・杉山晴紀 牡6

ジャスティンパレス

▲6月4日撮影(c)netkeiba

 前走時にも書きましたが、若い頃は線の細いスラリとした馬の作りでしたが、古馬になるに連れ、重厚感溢れる馬体に。4歳時に天皇賞(春)を勝利していますが、今の体付きを見ると、個人的には長い距離向きではないように感じています。さて今回ですが、良い時の立ち姿勢に比べると、全体のバランスが前に落ちてしまって映りますし、表情や醸し出す雰囲気からも、ハツラツさが少し失われているようにもとれます。

ショウナンラプンタ

栗東・高野友和 牡4

ショウナンラプンタ

▲6月4日撮影(c)netkeiba

 この2戦の武豊騎手の長手綱の影響もあってか、以前よりも首がしなやかになり、リキミが抜け全体的に柔軟な筋肉を纏うようになっている印象を受けます。また触れたらシットリと濡れそうなほど艶やかな肌をしており、内臓面の働きも良いのでしょう。ただ若干、前肢が内側に入っており重心が少し前に落ちて見えるところも…。そこが気になるのと、雄大なフットワークから本質的には広いコース向きにも思えます。

ソールオリエンス

美浦・手塚貴久 牡5

ソールオリエンス

▲6月4日撮影(c)netkeiba

 馬体そのものに関しては、・・・

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細江純子

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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