【ラジオNIKKEI賞予想】シンプルに内枠と先行馬を狙うべきレース

アプリ限定 2025年06月26日(木) 18:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

重ハンデ馬も不振傾向

 まずはコースの特徴について。

 福島芝1800mは正面スタンド前からのスタートで、1コーナーまでの距離が短めであり、また、スタート後の200mは上り坂となっているので、序盤からハイラップを刻むことこそ少ないが、小回りコースらしく平均的に緩まない流れとなり、持続力が問われやすいコースとなっている。

 次にレース傾向について。

 小回りコースの開幕週ということもあり、ロスなく立ち回りやすい内枠の活躍が目立っている。

YUTAの「この馬どっち?」

 上の表は過去10年の枠順別成績をまとめたものだが、見て分かるように内枠の方が断然有利となっており、外枠の成績はあまり芳しくない。

 また、開幕週ということは当然先行馬も有利になりやすく、過去10年の3着以内好走馬30頭のうち16頭が3角4番手以内に位置していた馬であった。

 つまり、外枠の差し馬にとっては非常にハードルが高くなっており、過去10年で6枠から外の枠で3角7番手以下から好走したのはわずか4頭で、その内の2頭は不良馬場だった2019年の好走馬であったことから、良馬場での開催だと基本的に狙いは立ってこない。

 さらに、このレースは唯一の世代限定ハンデ重賞だが、重い斤量を背負う実績馬の成績がパッとしないのも特徴的。

YUTAの「この馬どっち?」

 上の表は過去10年の斤量別成績だが、ハンデ56kg以上を背負った馬の好走率があまり高くないのが見て分かる。しかも、一昨年から基礎負担重量が1kg引き上がっていることから、近2年の56kgは実質55kgに相当するので、その分を除くと[2-0-1-14]とさらに数字を落としており、今年も該当馬は割引いて考えるのが得策となるだろう。

【上位人気想定馬ジャッジ】

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

関連情報

新着コラム

コラムを探す