【ご挨拶】

　はじめまして。25年11月から予想提供をさせていただきます「帝国軍人」です。

「帝国軍人」氏

　普段は世間的に言うところの「お堅い仕事」に従事しており、毎日を超がつくほど平凡に過ごしています。私が平素より満員電車にもまれ安定収入を稼ぐのは、働く意義について神様が「生きるために食べる」「食べるために働く」と仰せになられているからです。つまり、命の元となる健康を害してまで働くようなことはしません。日頃から分相応の働きをし、隙間時間を見つけては畑を耕し、野菜を育てながら生活をしています。食べるという営みは、まさに生きることそのものであり生命を育み、その命をいただいて活力を得るという尊い時間です。食に通じる農作業をこなし、大地と共に生きることは、私の神から授かる霊感を支える重要な仕事の一つです。

「私の嫌いなモノは変化だ」この言葉は、某アニメの登場人物のセリフですが、対して神々は創造性を大切にしており、あらゆる可能性をはらんだ生き方を応援します。数値化されただけのモノの考え方、科学は時に冷たい側面があり、神々はその背景にある動機を大切にされています。したがって、私の「ウマい馬券」での使命は、ずばり「馬の勝ち負け、損得以外の楽しみ方も提供する」ということです。

　私のニックネームである「帝国軍人」は、競馬界という国を守る兵士になろうという思いから名付けました。これまで述べてきましたとおり、私は数値化されただけの手法は用いません。いや、もちろんそのような手法を否定しているのではありません。ですが、たまには、まったく数字を用いない奇跡の予想があっても面白いのではないかと考え予想家デビューを決めました。

　皆様と一緒に競馬を楽しんでまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

【生い立ち】

　ここで自己紹介をかねて、私の生い立ちを述べたいと思います。私がはじめて目に見えないものを見たのは、さかのぼること9歳の時でした。蒸し暑い夏の夜で、なかなか寝付けずに寝返りをうっていると、ベッドの横に他界したはずの妹がたっていました。数年前に他界した妹は、たしかにあの夜、私の目の前に現れ、床につく私の顔をのぞき込むと、そのまま移動して隣の部屋に吸い込まれるようにして消え去りました。また、小学生の頃キャンプ場の川沿いへ同級生たちと遊びに行くと、明らかに水難にあったであろうと思われる男の子が、大橋にしがみついている様子を見たこともありました。

　これは、川を渡す大橋を横断しているときに後ろが気になりとっさに後ろを振り返ったときに見た光景だったのですが、他の子たちにはまったく見えていないようでした。私は目に見えないはずのものをよく目にしていましたが、他にくじ引きなどの当たりを引くことも得意でした。小学生の頃によく駄菓子屋に入りびたり、当たりくじ付きのアイスだのなんだのを購入していたのですが、1ダースに数個しか入っていないはずの当たり券を私が根こそぎかっさらって行きました。

　ある日毎回当たりくじを引き当てる私を見て不思議に思った店員さんが、「どうして当たりくじを引き当てることができるの？」と聞いてきたことがありました。私には、当たりくじの入った駄菓子は、なぜか手に持ったときに厚ぼったく、かつ重く感じたのです。そのことをそのまま店員さんに伝えると、「商品は機械で作られ皆同じ重さだからそのようなはずはない」とおっしゃっていました。しかし、当時の私の肌感覚では、明らかに当たり商品は他のモノと違うように感じられていたのです。

　そのような幼少期を過ごした私ですが、30代で大きな転換期を迎えることになります。その頃はよく夢枕に神々や天使の化身が立ち、生活に対しての助言を与えてくれていたのですが、夢枕に立つのは綺麗なものだけではありませんでした。中には、魔物の類いも現れ、もっともらしい助言と誘惑をしていくのです。何が正しく、何が間違っているのか判断のつかなかった当時の私はノイローゼ寸前になりました。しかし、よく自分自身の心と向き合う訓練を積むうちに研ぎ澄まされた自分の心がすべてのことを判断してくれることに気づきました。

　正解、不正解はすべて自分自身の心の内にあります。すべての事象はすべて自分の中に存在します。

　現在の私の目標は、単純に「馬券を当てる！」です。実は霊感で物事を判断するときに非常に難しい事柄がいくつか存在します。私の経験でお話しすると、やはり賭け事の勝ち負けや遺失物の場所探しは結構難しく、当たりません。そこであえて馬券の的中率向上に挑戦しようと思います。

【方法】

　馬券予想はまず指数を利用し、ある程度ふるいにかけます。タロットによる鑑定は大きく精神を消耗するのですべての馬を見ていくことは不可能ですし、そもそも現実問題として予想するまでもなく、絶対に勝てるはずのない馬がレースにまざっていることは事実です。指数を用いてふるいにかけたうえで霊感を用いて勝ちそうな馬を選びます。

　この段階で、たとえ不人気な馬でも私の直感に触れれば「タロットカード占い」を用います。私は馬を見るとそこから言葉にしづらいモヤモヤとしたイメージを思い浮かべることができるのですが、それを言語にして他人に伝えるのは困難です。そこで、タロットカードに描かれている絵や数字を利用して、物質世界に通じる形に変形し直すのです。予想は人に伝えることができてはじめて意味をなすものです。どのように皆様にお伝えしようかと試行錯誤した結果、現在の形となりました。

【馬券種類】

　3連単で多くの馬に流すという方法はとりません。これは勝ち馬を予想し切れていないとも言えるからです。そこで少数頭にしぼって3位以内に入賞する馬を予想しますので、それらの馬をうまく組み合わせた形で馬券購入に役立てていただければ幸いです。

【おわりに】

　神様から全国の競馬ファンの皆様にメッセージが届いています。

「広く浅く、先見の明をもって勝ち負けにこだわらず勝敗を期した馬に温情厚く褒め称えよ！」