2025年08月14日(木) 18:02
▲netkeibaTVでも大好評『瑠星の流儀』がコラムにも登場!(提供:坂井瑠星騎手)
6年前、観客として訪れたイギリスのアスコット競馬場。そのとき芽生えた「ここで勝ちたい」という強い思いを胸に、坂井瑠星騎手はスマホの待ち受けをアスコットに設定し続けてきました。
そして迎えたシャーガーカップ。アジア選抜の一員として4Rで現地初勝利を挙げ、チームを僅差の総合優勝に導く快挙。意外にも人生初となった直線競馬の勝利や、仲間と戦った特別な時間──充実感あふれる一日を振り返ります。最後には、オフショットも公開! (取材・構成=不破由妃子)
※これまでnetkeibaTVで不定期連載してきました「瑠星の流儀」を、コラムでも配信する運びとなりました。坂井瑠星騎手の魅力を様々な角度からお届けしてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
──アジア選抜(スラジ・ナレドゥ騎手、坂井瑠星騎手、岩田望来騎手)として出場したシャーガーカップで見事優勝、シルバーサドル賞(最多ポイント獲得騎手)でも3位。4Rではアスコット初勝利を挙げるなど、騎手としてまたひとつ、大きな実績を積み上げましたね。
坂井 すごく充実した1日でした。アスコットに初めて行ったのが6年前。ケガで休養中だったので、シュヴァルグランのキングジョージ(VI世&クイーンエリザベスステークス)を見に行ったんです。そのときに、競馬場やレースの雰囲気にすごく惹かれるものがあって、「ここで乗りたいな、ここで勝ちたいな」という強い思いが残って。以来6年間、スマホの待ち受けをずーっとアスコットにしていたくらい、憧れていた競馬場でした。
▲憧れのアスコット競馬場での一枚(提供:坂井瑠星騎手)
──そうでしたか。選出されたときはうれしかったでしょうね。
坂井 僕、2年くらい前からずっとアピールしていたんですよ。
──「シャーガーカップに出たい」と?
坂井 そうです。今年、ようやく選んでいただけたので、まずアスコットで乗れること自体がすごく楽しみでした。そのなか・・・
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坂井瑠星
1997年5月31日、東京都生まれ。父は大井競馬所属の坂井英光調教師。競馬学校同期には荻野極、木幡巧也、菊沢一樹らがいる。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2020年にダノンファラオでジャパンダートダービーを制すると、フォーエバーヤングでサウジカップを制し海外G1初勝利も挙げるなど、国内外でG1級含めて14個のタイトルを獲得している。毎年、世界各地のG1に参戦し続ける日本競馬の未来を担う実力派ジョッキー。
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