渡米を決めたミルコ騎手へ、共感を込めたエール!「まだまだやれる!という気持ちがあれば大丈夫」

2025年06月24日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手がミルコ騎手へエール!(撮影:稲葉訓也)

先週は、いつも通り水曜日から金曜日まで園田で騎乗し、日曜日は高知優駿に参戦。パートナーのリケアマキアートは5着に終わりましたが、そのぶん(?)鰹のタタキを食べ倒してきたとか。

園田では、ジグラート、サイレンスタイムと楽しみな馬たちと勝利を重ね、今年の勝利数は大台の100勝まであと1勝に迫りました。今回は、地元で見事に返り咲いた小牧騎手が、アメリカ行きを決断したミルコ騎手にエールを送ります!

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(取材・構成=不破由妃子)

ミルコ騎手がアメリカへ「まだまだやれるのに…っていう気持ちは本当にわかる」

──先週は、水・木・金の通常開催に加え、日曜日は高知優駿の騎乗(リケアマキアート5着)で高知競馬場へ。本当にお疲れさまでした。

小牧 高知優駿は上手く乗れたんやけどねぇ。スタートはめちゃくちゃよかったんやけど、距離にちょっと不安があったのと、1頭強いのがいるのはわかっていたから、その後ろで競馬をしようと思ってね。思った通りに乗れたんやけど、やっぱり距離なのか、最後の直線は詰めてはきたけど伸びなかったね。最後は止まってましたわ。

──やっぱりジュゲムーンは強かった…。

小牧 強いね。でも、もっと圧勝するかと思ってた。最後はジュゲムーンも止まってたわ。

──高知優駿は日曜日。次の日はお休みですから、夜はゆっくりと高知のグルメとお酒を堪能できたのでは?

小牧 鰹のタタキばっかり食べてたわ。散々食べたのに、最後に空港でも食べたからね(笑)。

──小牧さん、そんなに鰹のタタキ好きでしたっけ?

小牧 いや、あんまり好きじゃなかった。でもね、塩で食べ始めたら美味しくて。塩とニンニクで食べるのが最高や。最後は食べすぎてお腹いっぱいになって、隣でひとりで飲んではった見知らぬオジサンにあげたくらいやわ(笑)。

──どんだけ食べたんだ(笑)。

太論

▲ハマっているという鰹のタタキ(提供:小牧太騎手)

小牧 とにかく、「ひろめ市場」っていうところがすごいねん。酔っ払いばかりで、完全に“昭和”(笑)。人がすごくて、座るところがないくらい賑わっていてね。観光客も多いけど、あそこは地元の人もきてるんやろうね。ただ、地元のジョッキーはよう行かんらしいけど。

──それはなぜですか?・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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