「60歳で引退となると…残されたチャンスは今年だけ」── 小牧太騎手が明かす現在の夢は“地方代表・小牧太”!?

2025年08月12日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手が“夢”を明かす(撮影:稲葉訓也)

先週は水木と勝ち星のなかった小牧騎手ですが、金曜日はまるでその鬱憤を晴らすかのように、騎乗機会3連勝でフィニッシュ。転入初戦を馬なりで圧勝したモズフラッシュなど、楽しみな馬との出会いもありました。

そんな先週の競馬を振り返りつつ、話題は“夢”の話へ──。来週に控えたワールドオールスタージョッキーズですが、来年の同舞台で「地方代表・小牧太」が実現する可能性やいかに!?

(取材・構成=不破由妃子)

馬なりのまま5馬身差の圧勝! 転入初戦モズフラッシュ「走りが全然違った」

──先週の金曜日は、4鞍に騎乗して7R、8R、10Rと騎乗機会3連勝! 爆発しましたね。

小牧 水曜、木曜とちょっと苦しんでいたけど、もともと金曜日に強い馬たちが控えているのはわかっていたから、勝ててよかったです。なかでも7Rのモズフラッシュは絶対に走ると思ってた。思った通り、走りが全然違ったね。

──モズフラッシュは中央からの転入初戦で、最後まで馬なりのまま、楽に5馬身も突き放して。

小牧 うん。もうね、能力検査の時点で、ほかの馬とは走りが全然違ったから。

──あの勝ちっぷりなら、連戦連勝もありそう。

小牧 そうやね。ただ、次が大変かもしれん。本来はテンから行く馬じゃないのに、あまりにもペースが遅くて行かせてしまったから。次から抑えるのが大変になる可能性はあるね。

──なるほど。逃げのリスクっていうやつですね。続く8Rのメイショウコホクも4馬身差の圧勝でした。この馬は中央→兵庫→中央と転籍をして、今回は4年ぶりの再転入初戦で。

小牧 強かったね。まぁだいぶ前とはいえ、姫路で3連勝した馬やから。しかも、圧勝に次ぐ圧勝でね。

──4歳の頃ですよね。大差勝ちもあった。

小牧 そうそう。・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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