「イチローさんと豊くんのハグもよかったねぇ」ドウデュース&武豊騎手が制したジャパンCの感想は?

2024年11月26日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手がレース回顧のほか、ユーザー質問にも回答!(c)netkeiba

先週水曜日のメインをゴールドボンドで制し、移籍後の勝利数は早くも50に到達。「リーディングの順位はまったく気にしていない」という小牧騎手ですが、8月スタートにしてトップ10入りは確実となりました。

今回の『太論』は、先週のレース回顧を中心に、ジャパンCの感想やユーザー質問も。ファンからの切実な質問に、はたして小牧騎手はどう答える!?

(取材・構成=不破由妃子)

先週の水曜日は3連勝を決め移籍後3カ月強で50勝に到達!

──先週の水曜日は、8R、9R、11Rと騎乗機会3連勝。ゴールドボンドで勝ったメインレースが、ちょうど50勝目となりました。3カ月ちょっとで50勝、順調そのものですね。

小牧 50勝いったね。メインレースのゴールドボンドは、よう勝ったなと思ったわ。これまで逃げる競馬でしか勝ったことがない馬やったけど、今回は好位から運んでね。

──あえて控えた?

小牧 いや、外のクーシェルという馬が速かったから。なんせ相手は48キロやで。6キロも差があれば、クーシェルに行かれるやろうなと思ってた。結果的に控える競馬で勝てたのはよかったし、次も楽しみやね。

──9Rを勝ったエナノキセキは、中央から移籍後、ずっと小牧さんが乗っている馬で。5戦4勝ですから、もうすっかり手の内に。

小牧 一生懸命追わなアカン馬でね。前回は追い負けしたような感じやった。でも今回は、下原(イセベイ・1番人気2着)と吉村(ゼンダンノハゲミ・3番人気3着)の馬が前に行く馬同士やったから、2頭でやり合う展開になるだろうなと思っていたら、その通りになったわ。

──小牧さんはその2頭を追いかけることなく、単独3番手を悠々と追走。ゴール前で計ったように差し切った。

小牧 中央にいた頃は出遅ればかりやった馬やけど、こっちにきてから徐々にスタートもよくなってきてね。今回はよう3番手まで行けたわ。8Rのジャスティンユウジは、我ながら完璧やった。いいレースだったでしょ?

──はい。3コーナー手前で馬と馬の間を割って進出していきましたね。

小牧 やっぱりJRAにいたから、馬混みもへっちゃらやね。あ、馬じゃなくて人間がね(笑)。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

質問募集

このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。
あなたからコラムニストへの「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。

小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

関連情報

新着コラム

コラムを探す