2025年06月29日(日) 18:00
夏の小倉開催2週目で高速決着は必至。過去5年でいうと、牡セン[2-3-1-43]牝[3-2-4-32]で、アイビスサマーダッシュほどではないが牝馬優勢。馬券に絡んだ3歳馬3頭(ピューロマジック、ヨカヨカ、ナムラクレア)も全て牝だ。毎年けっこうな前傾ラップになるが、逃げた馬は過去5年[2-1-1-1]。近3年の1〜3着馬9頭のうち、ピューロマジック(24年1着)、ジャスパークローネ(23年1着)、ボンボヤージ(22年1着)、モズメイメイ(24年3着)、ナムラクレア(22年3着)がストームキャットとサーアイヴァーを併せ持っていた。キタノエクスプレスはピューロマジックと同じアジアエクスプレス×ディープインパクトでストームキャットとサーアイヴァーをもつ。(解説:望田潤)
アブキールベイ
牝祖コンポージャーはサンタアニタオークス(米G1・ダ8.5F)勝ち馬で、ロイヤルデルタS(米G2・ダ8.5F)のペンウィズの母。本馬はサンデーサイレンス4×3とロイヤルアカデミーII≒ストームキャット4×3をもつので、父ファインニードルの代表産駒エイシンフェンサーと配合パターンが似る。マーガレットSは降雪の中だったし、実質良馬場の芝1200では[3-1-0-0]と底を見せていない。葵S勝ち馬が次走北九州記念に出ると[1-1-0-1]。昨年のピューロマジックにつづくか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
キタノエクスプレス
キタノセレナードの半兄でキタノユーリンの半弟で、キングスレガリアやオスカールビーの甥で、母母リキセレナードは小倉3歳S勝ち馬。父アジアエクスプレスはヘニーヒューズの代表産駒でソロユニットやワールドタキオンなどの父。アジアエクスプレス×ディープインパクトはピューロマジック=メディーヴァルきょうだいと同じ。アウトブリードで6歳にして芝短距離で本格化しオープン入り。ダートも走る馬で脚元からも馬場は渋ったほうがいいか。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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