【中京記念予想】今年から別定戦に ディープインパクト孫に注目

2025年08月10日(日) 18:00

今年は中京芝1600で行われる中京記念。そしてハンデ戦から別定戦に。ディープインパクト産駒がよく絡む中京芝1600の重賞というイメージだったが、もう今は孫世代になってきた。23年は母父ディープインパクトのディヴィーナが2着しており、ディープインパクトを父父や母父にもつ馬には注意が必要かも。あと過去5年における中京芝1600の重賞・オープン競走の枠別成績を出してみると(14頭立て以上)、1〜4枠[7-4-4-68]、5〜8枠[4-7-7-70]と内枠有利な傾向が垣間見られる。(解説:望田潤)

エコロヴァルツ

 ウォータースペースの全弟で、ヴェントヴォーチェのイトコで、母プティプランセスはJRA3勝(芝1800〜2000)。牝祖マサケはハニームーンH(米G3・芝9F)勝ち。父ブラックタイドはディープインパクトの全兄でキタサンブラックやカムニャックを輩出。母系に気難しいオリオールの血が入るので極端なケイバしかできなかったが、最近は馬群の中でも落ち着いて走れる。ここも好位追走で安定だが、血統も走りもあまりマイラー然とせずベストは大箱1800だろう。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

エルトンバローズ

 ドグマやカバーガールの下で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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